映画のこと

2006年の「なぞのおたから大さくせん」では、 原作と映画の間にどんな相違点があったのか?
それによって2012年の「だ・だ・だ・大ぼうけん」は、こんな風になるんじゃないのか?ないのか?!
という、ほぼ妄想な予想をします。
この先はネタバレ上等な方のみご覧下さい。

まず、2006年映画の原作との相違点です。(シーンの区切りは独断でやりました!)

シーン 原作 映画
シーン01
 バイト収入で懐が暖かいのでコンビニで買い物。
 200円で駄菓子を買いまくるせんせ。  
今までの登場人物全員集合の、盛大な結婚式。
 ちゅ〜にこだわる花婿のせんせ。  
シーン02  陽も落ちて、暗くなってきたのに懐中電灯がつかない。
 などと言っている横を猛スピードで駆け抜ける少女。
少女を追って陸を走る海賊船出現。宿敵タイガー登場。
かいけつゾロリに変身し、船のオールを引き抜いて、そこからおなら攻撃。船は停止。
タイガーが少女のペンダントを要求してくるが、腕の銃に懐中電灯を突っ込んで暴発させる。
タイガー 海賊船で退散。
 花嫁にしつこくちゅ〜をせまっていると、いきなり顔を踏まれて夢から覚める。
 「ごめん!」と走り去る、帽子を深くかぶった まだ謎のキャラ(Tくんとする)
陸を走る巨大な海賊船出現。宿敵タイガー登場。
Tくんが海賊船に追われているとわかったせんせは、
砲弾攻撃雨あられの中、Tくんを守るために姫だっこで走り回る。
おなら攻撃はオールを引き抜かずに、双子だけで,行う。
最後はやたらと小石を投げる攻撃をして、
タイガーの腕の銃に偶然小石を詰まらせ暴発させる。
タイガー海賊船で退散。
助かったな少年!と話しかけるせんせの前で帽子を取るTくん。
その正体は少女テイル。彼女の美しさに激しく一目惚れするせんせ。
シーン03 テイルを含めて野宿。身の上話を聞く。
テイルの父の残した地図から、お宝の存在を感じ、
城とお宝とテイルを手に入れようと思うせんせ。
ここは ほぼ原作と同じ
シーン04 タイガーの発明家オーディション
おもしろキャラがいろいろ登場。
マッドサイエンティスト マディ登場。
同じく発明家オーディション。
タイガーが長さんになったり、ケ○○軍曹が出てくるが、
マディ登場は同じ。
シーン05 村の近くのほこら。マンホールくらいのサイズで、
顔のような模様が彫られている。
村の近くのほこら。顔のようなものは彫られているが、
大きさは指先くらい。
シーン06 村のレストランでテイルという名のイモ食べ放題。
ただし、水は貴重なので1杯5千円。
水一杯でいきなり一文無しになる。
村のレストランでテイルという名のイモ食べ放題。
水は原作の2倍で1杯1万円
シーン07 お城の中へ入り、妖怪たちと遭遇。
お城を住処にしていた妖怪たちは、
地下へおりる準備を手伝ってくれる
同じく お城の中で妖怪たちに遭遇。
シーン08 徒歩で地下へ下りる お城の倉庫でスクラップからドリルつきメカを作る。
途中まで勢いよく堀り進むが、この先徒歩のほうがよいと判断して、徒歩で進む。
シーン09 鼻毛のある石像の頭部を発見。
鼻毛を切ると、石像の口からおびただしい毒蜂の群れ。
普通の蜂たたきで応戦するせんせだが、かなり苦戦する。
やっと蜂の群れを撃退したあと、マントに大量の針が刺さっており、
針を抜くために一旦マントを脱ぐ。
鼻毛のある石像の頭部を発見。
鼻毛を切ると、石像の口からおびただしい毒蜂の群れ。
蜂たたきがライトセーバー風で、まるで刀のように使うせんせ。
蜂は集まって巨大な蜂の形になり襲いかかってくる。
結局ハチは双子がおならで撃退。
せんせはマントを脱がない。
シーン10 黄金の扉のネジをタコチュウで外し、扉を開け、巨大な鍵発見。
宝は地下でなく、ほこらでこの鍵を使って手に入れることがわかる。
黄金の扉のネジをタコチュウで外し、扉を開けて鍵発見。
こちらの鍵は普通サイズ。
やはりほこらで鍵を使うことがわかる。
シーン11 石像の頭部が天井をつきやぶって落下。
転がる頭部に押しつぶされそうになり、高枝切りはさみで止めたら
何かのスイッチに触れて石像がくしゃみ。その勢いで城の外へ飛ばされる。
石像頭部の最後の鼻毛を切ると頭部が転がりだす。
メカを直している所へ転がって来るので、つぶされないように、城から脱出
その後も頭部は転がり続ける。
シーン12 城の外は崖だったが、マントをハンググライダーのようにして飛ぶ。
テイル海賊に捉えられる。
いったん村へ戻ってメカを作って出直しだ!と思うせんせだが、
追ってきたタイガーにこれまた捉えられる。
転がってくる頭部からのがれる。
頭部はそのまま通り過ぎて転がっていく。
映画ではすでに、飛べるメカができているので、
せんせはハンググライダーしない。
シーン13 鍵に気づかれないように、宝はまだ城にあるとごまかすが、
取って来いと言われて、城へ逆戻り。
テイルは逃げようとして引き戻された拍子に鍵を落とす。
鍵は海賊船に引っかかる。
リニューアル海賊船の出現。そして攻撃。
野球の格好して、攻撃を跳ね返す頼もしい双子。
シーン14 城で再び妖怪たちに会う。
テイルを脱出させてから、
石像頭部の毒蜂を、ホースで海賊船に入れる作戦を立てる。
このくだりなし。
シーン15 妖怪につかまった芝居をして、宝の地図と共にテイル奪還。 このくだりなし。
シーン16 毒蜂注入でパニックの海賊船に飛び移り、鍵を取り戻すせんせ。
窓からお尻を入れておなら攻撃する双子。
ところが海賊はガスマスクをしており、肝心の毒蜂の方がおならで全滅。
双子が捕まったことを知らずに、大声で鍵のことを言ってしまうせんせ。
鍵のことを知られ、船から振り落とされそうになる。
このくだりもなし。
シーン17 せんせを助けようと、城から海賊船に飛び移るテイル
だが、せんせの姿はなく、双子も宙づりにされていた。
その時、チュウポンチュウポンという音が。
タコチュウで船のネジを外しまくるせんせ。
タイガー船を不時着させて一時退散。
原作惜し気もなくカットされる。
海賊船が巨大ロボットにトランスフォーム。
バラの香りでおなら攻撃を無効化。
せんせのメカは破壊され、テイル捉えられる。
せんせと双子は ほこらの所に投げだされる。
シーン18 不時着した海賊船から降りて追ってくる海賊たち。
妖怪たちが助っ人に現れ、海賊を追い払う。
今まで転がっていた頭部がほこらの部分にはまり、地面の中から石像の体出現。
せんせたちは石像ロボに搭乗しているようになる。
テイルは海賊船ロボから脱出し、一緒に石像ロボに搭乗する。
石像ロボと海賊船ロボの相撲。石像ロボ苦戦する中、
双子が海賊船ロボの頭部のネジをチュウポンで外し デコピンで海賊船ロボを破壊。
シーン19 ゴツイ腕の銃を引っさげてタイガー登場。
テイルの活躍により撃退。
ゴツイ腕の銃を引っさげてタイガー登場。
双子が銃に石を詰まらせ、さらに火力が強すぎて制御できずに飛んでいく。
シーン20 ほこらに鍵をはめると、地面から石像の顔のようなものがせりあがってくる。
その目、鼻、口の部分から水があふれ出し、美しい湖になる。
ほこらに鍵をはめると、石像が歩き出す。なぜか途中にタンスがあり、足をぶつけて泣きだす。
涙はどんどんたまって美しい湖になる。
シーン21 水が出たパーティーで、再びイモ食べ放題。水は無料。
疲れて寝てしまうテイルに、朝イチでプロポーズしようとひそかに誓うせんせ。
せんせを囲んで喜ぶ村人や妖怪たち。
パーティーは省略されるが、国王になって下さいなどと言われる。
みんなの前で「プロポーズしまーす!」と宣言しちゃうせんせ。
シーン22 翌朝白タキでキメてプロポーズしに行くせんせ。
しかし、テイルは置手紙を残して旅立っていた。
朝日を浴びて輝く湖をバックに哀愁を帯びて旅立つせんせ。
置手紙を残してひとり旅立つテイル。
彼女は赤い糸の人じゃなかった。と、いうことは 他にいるはずだ!
と言いながら青空のもと旅立つ 前向きな明るいせんせ。



駄菓子

ガムやあめなどと共にうみゃ〜棒を4本も買う。(ちなみに めんたい・チーズ・コーンポタージュ・チョコ)
棒状のモノを咥えるのが好きなのか?フフフ…


結婚式

はじめてゾロリせんせを見る人にも せんせがおよめさんを探しているということがわかりやすい、親切演出。


1万円

アニメのせんせはなぜかお金持ち。


マントを脱がない

せっかくのセクシーショットが…


原作惜し気もなくカットされる

本当にバッサバッサいってます。


トランスフォーム

うわぁ〜…そうきたか〜…


テイルの活躍

原作テイルちゃんは なかなかイイ仕事をします。
アニメテイルちゃんは、助けられてばかりじゃイヤーなどと、がんばろーとするのですが、「やっぱりコワーイ」とか。
うんうんそれもまたヨシ。


足をぶつけて泣きだす

面白く水を出す理由づけのための、石像メカだったのがすごい。


宣言

底抜けに明るいなー


哀愁

淋しそうな姿が目に見えるようでした。なんだか原作のせんせの方が大人っぽい。





以上から、原作との違いを簡単にまとめると、

1、早期にメカをつくって行動する。
2、戦闘場面はハデになる。
3、はらせんせのお遊びとは別のお遊びが満載。
4、底抜けに明るい

まずは以上のことを踏まえて、2012年冬の映画妄想をしたいと思います。続く。


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