2004年版アニメのイイところ

児童文学として大人気の長期シリーズであり、何度かアニメ化されているZロリせんせですが、
2004年版はこれまでと比較して萌え刺激がハンパではありません。
私にとって如何にいいのか以下に書いてみるのです。

絵がイイ

原作絵と比べてとてもハンサムかつかわいらしくなっているのです。
原作つきアニメで ここまで原作からかけ離れた絵になっているのをみたことありません。
おまけについていたDVDで初めてアニメをみた人は 少々戸惑ったかもしれません。

ここで イイ!と言いたいのは 単にカワイクなっただけでなく、絵の種類としてすごく変わったことなのです。

原作のあの自由な個性的な姿が、アニメでは骨格や筋肉から考えられたような姿になっているところがイイ。

ちゃんとした絵を描きなれている人がこれを読んだら、笑っちゃうのかなあと思うのですが、
てんで絵がヘタで、すこしでもうまくなりたいという入口に立っている私には そう感じるのです。

原作絵と比べると、体つきがすべて違う。
なんだかそこに目が行ってしまうのですが ちゃんと骨盤があってそこから足がはえている感じがするのに感動しています。
特にゼッコーチョー編の終わり近くで、笑わせ大会がありますが、あのときせんせが突き出したお尻がやせているのがすごいのです。
おしりは丸くプリっとしているものだという考えがひっくり返ってしまいました。 なんてリアルなお尻なんだ…。

他にも、設定資料集を入手した方のブログを拝見した時に、尻尾のお話があったのですが、

「尻尾は背骨の延長なので この辺から…」

などと書いているのにまた感動。
ここが 骨格から描かれているのだなぁ…と、強く感じたところです。
と いうことは尻尾は脳までつながっているのか…さぞ敏感なのだろうなどとちょっと暴走もしてしまうのです。
だってせんせの体は絵なのに 体温やそのさわり心地まで想像できてしまう…。
今までのアニメでこういう経験はありませんでした。 

ご自分の絵をここまで変えてしまうことを承諾されたのかと思うと、原作のHらせんせはすごいと思います。

 

世界がイイ

こうして絵本とは違った絵になったのですが、原作の持ち味を損なわないのは原作つきアニメには大事なことです。
アニメ版を見ていると、他のアニメでは見たことのない色づかいや、奇妙なオブジェ、ヘンな広告(商品名とか)があふれていて、
原作のサービス精神旺盛な 言ってみればオモチャ箱のような感じが出ていると思います。

ハッスル編のDVDジャケットの雰囲気もとっても好きです。




(20110922)

動きがイイ 丁寧に作られているのだろうなと思われる なめらかな動き。せんせのしぐさに見入ってしまうことが何度もありました。
30分間アニメなのに まるで2時間くらいの映画を見たような満足感があった時も多いです。
詳細は各話で書くわ。




(20110924)